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トヨタ生産方式―脱規模の経営をめざして
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| 分類: | 本
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| 発送可能時期: | アクセスしてご確認下さい
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| 参考価格: | ¥ 1,470 (消費税込)
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フォードのことばとして引用されている文章が印象に残った トヨタの本にも関わらず、本文中に引用されていたフォードのことばが印象に残りました。
『天然資源を利用しないで保存することは、社会へのサービスではない。それは、物は人よりも重要であるという、あの旧式の理論に執着することに他ならないのである。現在、わが国の天然資源は、われわれのあらゆる需要を満たすに十分である。資源について思いわずらうことはない。われわれが思いわずらうべきことは、人間労働のムダについてである。(中略)
ムダについての私の理論は、物それ自体から、物を生産する労働へとさかのぼる。労働の価値全部に対して支払いが出来るようにするために、労働の価値全部を利用したいというのがわれわれの希望である。われわれが関心持つのは利用であって保存ではない。われわれは、人間の時間をムダにしないようにするために、物質をその極限まで使うことを望んでいる。』
捉えようによっては傲慢ですが、何をボトルネックと考えるかによって、「ムダ」の定義が変わり、大切にすべきことも変わってくるというのが良く分かることばだと思いました。
リーマンショックの中、低成長時代を生き抜け - 技法より、思想を学び取りたい トヨタ生産方式を編み出し、トヨタへ定着させた大野耐一氏が思想を、
ジャストインタイムを構成する技法の具体例を交えて説明している。
著者が伝えたかったことは、あとがきにあるように
・「厳しい低成長時代にも人間の努力と工夫によって、
コストダウンを達成できるものであるという、一つの見本を示したかった」
・「発想転換の材料として欲しい」
である。
大野氏の思想をまとめると以下のようになる
・低成長時代に
・多様化する顧客ニーズに対応するため、
・多品種少量生産をし
・お客様に価値ある製品を
・お値打ち価格で供給し、
・企業のゴールである利益を上げるには、
・『原価低減』が至上命令である。
・原価低減のための工夫と努力の視点として、『ムダとり』をする。
特に気に入ったくだりは、
『術には行動が必要』(p.126)である。
技を磨くには行動が求められる。(術という文字は行の間に求がある)
最近は『技述者』が多いのが気になるところである。
この本を読んで以下の影響を受けた
・どんな工夫をして今より良くしようとしても、
・まずはニーズから出発しなければならない
・そのためには、常に『なんのために?』を自問自答する必要がある。
喜一郎や大野さんの話を聞いていると、起業家・企業家精神が伝わってくる
彼らにとって、技術革新と生産、製造技術の改善はおなじ次元のアイデア出しなのであろう。
大野氏は自ら『硬くなりがちな頭に創造のムチを当て』る姿に感銘を受けた
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本の読み方の注意点としては、
利益追求の工夫の結果(手法)であるトヨタ生産方式自体ではなく、
方式を編みだす根本の、「目的と工夫と努力の過程」を参考にしたい。
以下に、思想を理解するための本の読む順番を示したい:
初回読書:
・前書き
・p26 始めにニーズありき
・p18原価低減が目的
・第1章全部
2回目読書:
・目次(目次力がある!目次が語る)
・深く知るためには3章、トヨタ生産方式の系譜
・あとがき
トヨタの真髄は派遣の使い捨て トヨタは日本での生産ウェイトが高い珍しい企業です。
なぜなら米国でも欧州でも労働環境改善の動きが激しく、米国トヨタでは
工場の従業員に平均時給3000円程度が割り振られており、派遣社員への将来的な
正社員への雇用義務もあり、法律で厳しく遵守させられます。
一方日本では派遣は3年経てば正社員にしないといけない、とか正社員を派遣に置き換えては
ならないという「ルール」がありますが、そのルールの裏をついて実質派遣社員を
使い捨てて成長してきたのがトヨタ自動車の正体だったりします。
トヨタの派遣の実態の面白い映像はYouTubeなどでゴロゴロころがっていて見ることができますが、
半年契約で毎日残業させて手取り20万、寮で5万引かれ部屋は3人部屋でプライベートもない
なのに作業は正社員とまったく同じで20から30kgの荷物を一日1000箱組み上げる
仕事をさせられる・・そんな悲惨な生活をトヨタの期間工たちは毎日行っており、その血と汗で作られたのが
プリウスとかカローラなのです。
トヨタはクーリングオフという手法で派遣期間を悪用し、法律の裏を突き社会保障の無い
派遣社員を増やし続けています。
http://jp.youtube.com/watch?v=cDCB_efZSDY
この映像の中盤からそのトヨタの実態への答弁がありますが、こんなトヨタを手放しに
褒め称えることが果たして正しいのでしょうか?
私には自社の工員の誰もが自社の車が買えるようにと高給を与えたフォードの創業者と今のトヨタがえらく対比的に見えてしまうのです。
これは面白い! トヨタ生産方式の実践者による解説本であるが、そこに受け継がれる歴史の重みと普遍性、メッセージを感じることができます。
日本人による日本人のためのトヨタ生産方式が、世界で大いに活躍していることは極めて奇妙であり、当然であり、誇らしいことだと思いました。
30年の時を経て、今なおおすすめの一冊です。
トヨタ生産方式の教科書 トヨタ生産方式について、解りやすく説明している。トヨタ生産方式の教科書と呼べる本である。
「脱規模の経営をめざして」というのは、大企業病に罹らないための方策かもしれません。
なぜを5回繰り返すという話題があります。
なぜを5回繰り返せば、より本質的な問題に辿りつくか、より幅広い問題に辿り着くかもしれません。
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